vol.16掲載日:2026年10月30日
自然と芸術に抱かれる京都の奥座敷
鷹峯三山の麓に佇む静寂のリゾート
「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」
皆様こんにちは。クオリタ国内仕入担当です!
今日は、京都にあるヒルトンの最上級ブランド「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」での体験をレポートいたします。
まず京都の高級ホテルマーケットの変遷からお話ししましょう。
世界屈指の観光都市・京都。外資系ラグジュアリーホテルの開業ラッシュが続いた近年の京都、京都駅周辺や東山、祗園エリアの賑わいは魅力的ですが、リピーターのお客様や本物志向の旅人が最終的に求めるのは、都会の喧騒から完全に遮断された「静寂とプライベート感」に他なりません。
今回訪れたのは、金閣寺からさらに北上した洛北・鷹峯(たかがみね)エリア。
ヘリポートもある事でも知られています。
この場所は江戸初期、芸術家・本阿弥光悦が徳川家康より地を賜り、絵師や工芸家を集めて「光悦村」を開いた歴史ある美の拠点です。
この特別な地に、2021年秋、ヒルトンの最上級ブランド「LXR ホテルズ&リゾーツ」のアジア初進出として誕生したのが「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」。
今回は国内ツアーの企画・仕入を担当するプロの目線から、そのロケーション、客室の選び方、そしてここでしか味わえない滞在の妙を解説します。
1ヒルトン最上級コレクション「LXR ホテルズ&リゾーツ」とは

旅行好きの方でも、まだ聞き馴染みが薄いかもしれない「LXRホテルズ&リゾーツ」。
仕入担当の立場から、まずはこのブランドの希少性と魅力について少し紐解いてみましょう。

LXRは、ウォルドーフ・アストリアやコンラッドと並ぶ、ヒルトングループの最上位「ラグジュアリーティア」に位置するコレクションブランドです。
しかし、他のチェーンブランドとは大きく異なる決定的な特徴があります。それは「マニュアル化された画一的なラグジュアリーではなく、独自のストーリーとその土地のエッセンスが注ぎ込まれ、お客様ヘラグジュアリーな体験を提供するという点です。
世界中の厳選されたロケーションにおいて、その土地の歴史・文化・自然のスピリットを深く織り込んだ一筋縄ではいかない個性を発揮する──まさに「タイムレスな冒険」を求める大人のための隠れ家です。
ここ「ROKU KYOTO」は、そんなLXRブランドの記念すべきアジア初上陸(そして国内唯一)のプロパティ。
世界的グローバルチェーンならではの揺るぎないホスピタリティ品質やロイヤリティプログラムを背景に持ちながらも、一歩足を踏み入れれば京都・鷹峯という独特な地にしかない独自の美意識と世界観に没入できる。
これこそが、プロの目から見ても非常に贅沢でハイレベルな価値なのです。

2凛とした空気が漂うアプローチと、計算し尽くされた「水盤」のアート
2-1エントランスと水盤(ウォーターコート)

タクシーで森を抜けエントランスにアプローチした瞬間から、このホテルの「演出力」の高さに唸らされました。
正面でゲストを迎えるのは、地元・北山杉の樹齢約400年にも及ぶシンボルツリー。
「ROKU」という名の由来である鷹峯三山の「麓(ふもと)」、そして昔この地で職人が紙を漉いていた「紙漉(かみすき)」の文脈を丁寧に汲み取ったブランディングがなされています。

敷地の中央に配置された広大な水盤(ウォーターコート)は、水面が鏡となって四季折々の鷹峯三山と空を映し出します。
風が吹くと静かに波紋が広がり、時間帯によって表情を激変させる──敷地全体がひとつの芸術作品として完成されている点に、商品企画者としても強く惹きつけられました。
チェックインが行われるTEA HOUSEでは、漆のアートパネルが空間を引き締めます。
2-2天然温泉を使用した屋外温水「サーマルプール」

大きな目玉となるのが天然温泉を使用した屋外温水「サーマルプール」です。
年間を通じて36度前後に保たれたプールは、季節を問わず水着着用で利用可能。
鷹峯の絶景を目の前に仰ぎながらの湯浴みは、国内のラグジュアリーホテルの中でも唯一無二の体験価値と言えます。
低温のサウナである「サーマルルーム」も併設されています。

2-3全114室の中で、実際に体験したおすすめのお部屋をご紹介
1階「プールサイドテラスルーム」(49㎡+専用テラス33㎡)
客室のテラスからダイレクトにサーマルプールへアクセスできるお部屋。
水着のまま移動できるため、アクティブにプールとSPA空間を楽しみたいご夫婦やカップルにベストです。
ピーク時期は混雑回避のためサーマルプールに利用時間の制限が設けられる事がありますが、こちらのお部屋に滞在のお客様は、営業時間内、いつでも利用が可能です。
2階~3階「デラックス / 鷹峯デラックス」(50㎡)
客室の大きな窓から鷹峯三山のダイナミックな景観や、敷地内の水盤・天神川を見下ろすお部屋。
静けさと眺望を求めるお客様、ゆったりとおこもり滞在を楽しみたい方にはこちらを強くおすすめします。
最上階4階「ROKU スイート」(100㎡)
館内にわずか2室しかないスイートルームのうち、最上階のプレミアフロアに位置するシグネチャールームです。
通常の客室(50㎡)の実に2倍にあたる100㎡のゆとりある空間には、独立したリビングルームやウォークインクローゼット、大理石造りのバスルーム(ジェットバス完備)を配置。
天神川越しに望む山麓風景と客室内の洗練された唐紙や伝統工芸アートの調和は実に見事です。
特別なチョコレートをお休み前にお届けするプレミアムターンダウンサービスをはじめとする「プレミアフロア限定特典」も付帯するため、記念日利用のご夫婦や長期滞在のお客様へ自信を持っておすすめできる、京都の良さを凝縮した最高峰カテゴリーと言えます。
3ダイニング「TENJIN」と朝食の満足度
旅行商品のリピート率を大きく左右するのが「食事の満足度」です。「ROKU KYOTO」のレストランは、敷地内を流れる天神川沿いに立つ「TENJIN」1箇所に集約されていますが、空間がオールデイダイニング、ザ バーに分かれており、飽きさせない工夫が凝らされています。
ディナーで提供されるのは、上賀茂の京野菜や地元素材、自社ハーブ園のフレッシュハーブをあしらったイノベーティブ料理。
器には京焼・清水焼が多用され、一皿一皿が絵画のように美しい演出です。味付けは素材本来の旨味を活かした繊細な仕上がりで、重すぎず、ご年配のお客様にも自信を持っておすすめできます。

また、翌朝の朝食ブッフェ&選べる卵料理も非常に質が高く、宿泊全体の満足度を大きく引き上げています。
4周辺のロケーション

イメージ
ツアー企画の視点から見ると、ホテルの立地(ロケーション価値)と周辺観光の組み立てやすさも欠かせないポイントです。
ホテルが位置する「しょうざんリゾート京都」内は、北山杉の美しい庭園や茶室が点在しており、敷地内を散策するだけでも京都の奥深さを体感できます。
さらに徒歩圏内には、大人の京都旅にふさわしい名刹が揃っています。
タクシーを活用すれば、金閣寺だけでなく龍安寺や仁和寺といった「きぬかけの路」沿いの世界遺産エリアへも10〜15分程度でアクセス可能。都市部の渋滞を回避しながらスムーズに観光できる点も、このエリアならではのメリットです。
- しょうざん庭園
- 北山杉と清流が織りなす見事な回遊式庭園
仕入担当のワンポイントアドバイスホテル敷地から直接アクセス可能。早朝の静寂な散策がベスト
- 光悦寺
- 本阿弥光悦が居を構えた地。「光悦垣」が有名
仕入担当のワンポイントアドバイス鷹峯三山を借景とした紅葉の名所
- 源光庵
- 「悟りの窓(丸窓)」と「迷いの窓(角窓)」
仕入担当のワンポイントアドバイスマインドフルネスを体験できる場所
- 金閣寺(鹿苑寺)
- 世界遺産。室町文化を象徴する金色に輝く舎利殿
仕入担当のワンポイントアドバイスホテルから車でわずか5分。早朝開門に合わせて行くのがおすすめ
5まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の滞在を通じて、「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」は単に滞在するだけでなく、「京都の歴史・自然・現代ラグジュアリーが三位一体となったリゾート体験」を提供する稀有な存在だと再確認しました。
観光地を慌ただしく巡る旅から卒業し、「京都の静けさのなかで心身を解き放ちたい」と願うお客様に、自信を持ってお届けできる極上の滞在先です。
クオリタでは、この「ROKU KYOTO」の魅力を最大限に味わっていただけるよう、アーリーチェックイン特典やホテルルームクレジットをプレゼントするプランをご用意しております。
いつもとは一味違う、洗練された「洛北のプライベートステイ」をぜひご体験ください。
コラム “人に話したくなる旅” 編集部
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