非公開エリア特別拝観と書院で食す精進料理の晩餐会

青もみじを愛でる新緑の京都2日間

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• 法堂／イメージ

POINT2

【非公開エリア】法堂（本堂兼仏殿）を特別拝観

重要文化財：法堂（はっとう）
東福寺本堂（仏殿兼法堂）は明治14年に仏殿・法堂が焼失し、大正6年から京大名誉教授・天沼俊一（あまぬましゅんいち）の設計によって再建が開始され昭和9年に完成しました。本堂は間口約41.4メートル・高さ約25.5メートルで、昭和の木造建築としては最大級とも言われています。
なお本堂には明治14年の火災後に東福寺の塔頭・万寿寺（まんじゅじ）から移された鎌倉時代作の本尊・釈迦三尊像が安置されています。
鏡天井に僅か17日間で日本画家・堂本印象（どうもといんしょう）が描いた有名な蒼龍図をご覧いただけます。

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• 禅堂／イメージ

POINT3

【非公開】禅堂を特別拝観

重要文化財：禅堂（ぜんどう）
東福寺本堂の西側にあり、貞和３年再建の唐様建築である。
室町時代から残る、わが国最古にして最大の坐禅道場「禅堂」です。
鎌倉風の華頭窓が美しく、「選仏場」の扁額は宋の佛鑑禅師（聖一国師の師）によって描かれました。

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• ライトアップされた山門／イメージ

POINT4

【非公開】山門の楼上内部を特別拝観

国宝：山門（さんもん）
日本最大と言われる知恩院の三門とともに日本を代表する楼門の一つです。現存する日本最古の三門で室町時代の四代将軍足利義持が再建しました。
全体は力強い印象を与える建築様式で禅宗様(唐様)の手法が細部に施されています。
両脇の山楼と呼ばれる階段があり、登ってみると広々とした内部に諸尊が祀られています。須弥壇中央には宝冠釈迦如来像を祀り、周囲に様々な表情の十六羅漢像が並びます。

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• 光明宝殿（宝物館）／イメージ

POINT5

【非公開】光明宝殿を専門家の説明で特別拝観

重要文化財：光明宝殿（こうみょうほうでん）
禅宗寺院では大変珍しい、重文の仏像の数々を特別公開しています。創建当初の東福寺は今日の禅宗寺院の坐禅修行に象徴される純粋な禅寺というよりは、禅宗と密教（天台宗・真言宗）を合わせたような寺院でした。よって禅宗寺院ではあまりお釈迦様以外の偶像（仏像）を信仰しませんが、東福寺にはお釈迦様以外の密教寺院由来の仏像が沢山伝わっております。
この光明宝殿には一般非公開の重文の仏像を空調管理し、大切に保管しております。光明宝殿のみ、文化財のスペシャリストで東福寺の顧問をされている石川先生が特別に解説いただけます。

石川登志雄先生
京都産業大学 文化学部 教授
元京都府文化財保護課の美術工芸専門の方で文化庁の調査委員

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• 書院／イメージ

POINT6

【非公開】大書院にて精進料理の晩餐を貸切でお愉しみください

今回、初公開となる非公開の【書院】での晩餐は禅寺らしく精進料理をお楽しみください。お部屋からは「洗玉澗(せんぎょくかん)」渓谷沿いに広がる楓(かえで)の青もみじなどの爽やかで美しい景観をご堪能いただけます。

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• 東福寺通天橋と青もみじ／イメージ

POINT7

青もみじの季節感溢れる、通天橋をご案内

東福寺三名橋の一つ『通天橋』
仏殿・方丈から開山堂（常楽庵）に至る渓谷「洗玉澗（せんぎょくかん）」に架けられた橋廊で紅葉の名所としても有名です。また初夏には盛大なの青もみじの名所となりここから望む新緑は絶景です。天授六年（1380年）、普明国師が谷を渡る苦労から僧を救うために架けたと伝えられ、歩廊入口には同国師の筆になる「通天橋」の扁額が掲げています。
紅葉の時期に比べると混雑から解放されて爽やかな新緑の息吹を感じることができます。

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• ライトアップされた方丈／イメージ

POINT8

方丈にて近代禅宗庭園を貸切で拝観

国指定名勝：方丈
方丈とは、禅宗寺院における僧侶の住居であり、後には相見（応接）の間の役割が強くなりました。平成26年に国指定名勝に登録され、「国指定名勝 東福寺本坊庭園」となりました。広大な方丈には一度に楽しめる4種の庭園があり、境内中央の方丈には日本で唯一ともいえるユニークな造りの方丈庭園「八相の庭」（はっそうのにわ）があります。方丈内をぐるりと巡れば、東西南北でそれぞれ異なる趣向の枯山水庭園となっています。
禅宗の方丈には、古くから多くの名園が残されてきましたが、方丈の四周に庭園を巡らせたものは、東福寺本坊庭園のみとなります。作庭家・重森三玲により完成されたもので、鎌倉時代庭園の質実剛健な風格を基調に、現代芸術の抽象的構成を取り入れた近代禅宗庭園の白眉として、広く世界各国に紹介されています。